2018年5月31日木曜日

Palm Reading(手相鑑定)Junko~についてのお知らせ





















6月2日(土)、3日(日)の2日間で行われる、

手相鑑定にキャンセルで空きがでました。


6月3日(日)17:30~18:00



※ご予約をいただき満員御礼となりました。
ご連絡をいただきありがとうございます。


よろしくお願いいたします。




明日は臨時休業





















6月2日(土)から始まる、yasuhide ono「輝く未来手」に向け、

明日、6月1日(金)は展示準備のため臨時休業いたします。


展示に向け、一足先にkikiproductさんからハーブティーが届きました。

初夏のブレンド、”aoi”は、その名の通り青色のハーブティー。

入れるのが楽しみで仕方ない。

見ているだけでも涼を感じさせる。

柑橘と合わせると、反応を起こし、紫色に変化するそうです。

そのまま、冷やしても温かいままでもおいしくいただけますが、

濃い目に煮だして、柑橘系のシロップとソーダで割ると、

とてもおいしいそうですよ。


こちらは、展示に合わせて販売いたしますが、

数量限定となりますので、なくなり次第終了します。

ご興味のあるかたは、ぜひお早めに。


annabelle


2018年5月29日火曜日

ぶかぶかパンツについて















店頭でも通信販売でもご好評をいただいております。

現在、白とシャンブレーをわずかに残し、

ほぼ完売となりました。

次回、6月5日~10日あたりに、再入荷いたします。

今春夏、おそらくは最終入荷となります。

ご予約等は、お受けできませんが、入荷日がわかり次第、

こちらのブログにて、お知らせをいたします。

よろしくお願いいたします。


annabelle




2018年5月28日月曜日

高田さんの帽子2018~願いを込めて~





















「すごく流行ってますよね。」

「どこに行っても見かけます。」

ファッション業界では、往々にして

流行物はすたれるというサイクルが定石ではあるが、

彼らの場合、そうならないと僕は勝手に確信している。

一つは、打算的なトレンドをキャッチしたような

弱弱しい企画でも、デザインでもないから。

もう一つは、過去のブログでも再三述べているように、

デザイナーを務める高田夫人は、少し丸顔で、

おっとりした印象の可愛らしい女性であるにも関わらず、

とても頑固者で、帽子に対する情熱が尋常ではないから。





















今シーズンは、嬉しいことに箱も作っていただいた。

mature ha. × annabelle

BOXED HAT 9cm brim ¥18,000+tax

これだけ有名になった今も、彼女は誰よりも

最前線で情熱的に接客にあたる。

その姿を見ていると、とてもすたれるところなど

想像もできないし、むしろ応援したくなる。

きっと僕だけではなくて、全国、いや、いまや世界中に、

そう思っているバイヤーがたくさんいるはずだ。















9cm brim

Mix brown × ブラック細リボン

アナベルの別注モデルは、最も有名な11cm brimの

つばの長さを少し短い9cm にしたデザイン。

今年は、さらに縁にラインを入れていただいた。















9cm brim

Grey × ブラック細リボン

グレーは3年前にも別注したが、その時のものと

縫製糸の色を変えてもらった。よりクールな印象に。















9cm brim

Grey × 杉綾ブラックリボン

形は同じだが、リボンが変わるだけで印象も変わる。

そして、もう一つお願いしたのが、ふちのラインを

裏表ともに入れていただくこと。















annabelle 別注モデルの最も大きな特徴は、

つばを下げてもかっこよく被ってほしいというところ。

だから下げた時にも、ラインはあったほうがいい。





















これが杉綾のMix brown。

今シーズンの別注は色違い、リボン違いで

全4種類。





















大きすぎず、小さすぎず。

毎年ご好評をいただいている。





















その他のmature BOXED HAT と同じく、

つばの形は、ある程度自由に変えられる。

前だけあげて、後ろは下げて。





















スタイルも意外に選ばない。

ワンピーススタイルからパンツスタイルまで。





















大きさやリボンの種類によっては、

可愛らしくなるものもあるが、

annabelle 別注モデルは、どちらも、

かっこいい印象が勝るように作っていただいてます。





















どちらかというと、こちらの杉綾のほうが、

よりかっこいい印象です。





















パンツスタイルに。





















いろいろな色合わせにも、

対応できるかと思います。





















被り方で、多少印象が変わります。

いろいろ試してみてください。








































このクシャッとしたニュアンスが素敵です。

この帽子がすごいと思うところは、

ただつぶして、「箱の中に入ります」という

商品ではないところ。

もう何年も前、高田さんがヨーロッパを旅行中、

シャツ箱に素敵に収まって高く積み上げられた

ドレスシャツのディスプレーを見た瞬間、

「帽子もこうやって収納できたなら、

お客様はどんなに喜ぶことか!」そう思ったそうだ。

が、しかし、帽子には型があり、本来ある型を

崩した状態に変形させて長期的に収納するなど、

帽子を作るものとしてはもってのほか。

そこで、彼女が挑んだのは、箱に入れた状態、

つまり、ぺしゃんこな状態で型入れを行うこと。





















彼女の並々ならぬ努力が想像できる。

事実、mature には「型入れ部屋」なるものがあり、

そこで何度も何度も実験が繰り返されていたため、

その部屋に入れるスタッフは、数人に限られていたそうだ。






















努力が報われて、人気がうなぎ上りに

なりつつあった4、5年ほど前、ある事件が起きた。

偽物が横行し始めたのだ。しかも悪質で見た目の似ているものが。

当然すぐに、発覚して大事には至らなかったが、

回収などにはとても苦労したと聞いている。





















特殊な技術故、本質的には真似はなかなか

できないのだろうが、同時進行で

特許申請はしていたようだ。

そして、昨年めでたくその特許申請が認められた。

「祝・特許」な年なのです。





















シンプルなスタイルにちょっとしたニュアンスを。





















シーズンが終わったら、お疲れさまと

声をかけて、そっと箱にしまってあげてほしい。

そのほうが、帽子が長持ちする。





















僕と高田さんの変な押し問答から

いったい何年経ったかわからないが、

初めて会った時のあれがなかったら、

お取り扱いをしていたかどうかわからない。

そのくらい、その時の彼らの情熱と

少し空回りした回答が素敵すぎると感じたのだ。

そして、それは今も変わらない。

(空回りはしていない)





















数年前から積極的に海外の展示会にも

参加している彼らだが、そこでも彼女は最前線。

パリに住む知人の話では、前日にやってきて、

レンタカーを借りて地元のホームセンターに赴き、

設営用の資材を購入し、できる限り安価で、

使い捨てができるようなアイディアで、

その場で考えて、すぐに設営に臨むそうだ。

異国の地で、女性一人で。





















今やパリでも大人気だそう。

コミュニケーションが十分でなくても、

商品の面白さや、彼女の一生懸命で誠実な

姿勢は、きっとダイレクトに届くのだろう。








































我々も、できるだけ多くの人に、

高田さんの作った帽子をご紹介しようと思う。

流行を通り越して、「定番」になればいい。

そう願いながら。



<お知らせ>

6月1日(金)は、展示準備のため

臨時休業いたします。

よろしくお願いいたします。





2018年5月27日日曜日

シャイな奇才が放つ青の世界~その2

展示会に行くと、ラインシート?発注書?スワッチ?、、

呼び方はいろいろあるが、絵型や品番、素材名などが

書かれた紙をもらう。

そこには、個々の商品の情報がいろいろ書かれてあり、

見ていて気になった商品などは、そこでチェックする。

わかりやすいように、写真を使うブランドもある。

先日ご紹介した、シャイな奇才、

blue in green で初めて手渡されたそれは、、

お世辞にもわかりやすいとは言えない絵型が書いてあった。

あとで発注する際に、何度も電話であっているか確認したほどに、

そこに書かれた絵は、わかりずらかった。

まるで、子供が一生懸命書いた洋服の絵のようだ。

その話をある別なデザイナーにしたところ、

「いや、あの方はものすごく絵がうまいから、

きっと意図的なものか、本当に子どもに書かせているか??」

そんな話を聞かされた。

とにかく気になる存在であることは間違いがないのだが、

そんな人に、「すごくお勧めです。」と言われたパンツです。





















blue in green

ぶかぶかパンツ ¥23,000+tax

お店に来ていただいているお客様は、

知っている人も多いかもしれません。

ものすごい頻度で僕が履いているし、

おすすめしているし、もう半月前くらいから

販売しているから。

やっとご紹介できました。





















こちらもリネン100%。

初めのちょっとした硬さのある感触は、

2度ほどの洗濯で全くなくなり、

しなやかでとても良い肌触り。
















サルエルというよりも、アラジンパンツのような

デザインのぶかぶかパンツ。

この裾のゴムが良いのです。





















色は5色展開。

左から、インディゴ、ダークインディゴ、ブルーシャンブレー、

キナリ、ホワイト。

インディゴは、ホワイトを染めたもの。

ダークインディゴは、キナリを染めたもの。















Dark indigo

裾のゴムをひざ下まで上げるとバルーンキュロットの

ような雰囲気になるのです。





















下げるとアラジンパンツのよう。

どちらもとてもかわいらしい。















Dark indigo

ワンピースの下に忍ばせてもいい。















indigo

ゴーシュのラミーコットンブラウスに。

白物とも最初から気にせず合わせていただける。















赤系を差し色に。

奇麗な色合わせ。















こちらもindigo。















少しゆったりしたデザインの

カットソーも良く似合うのです。















Honnete のショールカラージャケットを。





















こちらはブルーシャンブレー。

色落ちが最も楽しみなのは、シャンブレー。

古着でしか見たことのない姿。















ガシガシ履いて、色あせた姿が見てみたい。















ちなみに、有料ですが染直しもしてくれます。

もちろん、blue in green の商品をですが。















キナリ

オフホワイトに少しグレーを入れたような、

とても清々しい印象のキナリ。















薄い色味ですが、こちらは透けもございません。















white

透け感があるので、肌着の色で調整するか、

インナーパンツが必要になるのですが、

とてもおしゃれで、お勧めの色。















HonneteのボートネックTeeとは、

とても好相性なデザインなのです。















気がつけばこんなに合わせていた。。

white × Frost grey

帽子も白。

かっこいい。















インナーパンツは、アナベルでも

たくさん販売してきた、merijakuu の冷え取りの

4分丈インナーパンツがリニューアルして

再登場しています。後日、通販ページにアップします。















モノトーン。















このパンツに合わせてみて、

このブラウスの可愛さも再確認。

HonneteのボートネックTee、やはりかわいい。















間違いなくおしゃれな色合わせ。

ホワイト× グレー















涼しげで、シック。















上から黒の薄手のリネンカーデ。

布地の薄手のカーディガンは、夏中着られるので、

重宝します。やっぱり、麻の薄手なので、

シワにはなるのですが、持ち歩いて着まくって、

少しくったりシワ感があっても素敵ですよ。















気が付けば良く履いていた白。















夫婦共用で買ったのは、まずindigo でしたが、

おしゃれな白も履いてみたい。

その願望の現われかも。















ワンピースの下にも白。





















通常なら色移りを気にする組み合わせ。

でも全く大丈夫。

ブラウスも blue in green の染だから。















白と青。

お互いが最も美しく見える

組み合わせではないでしょうか。


なんだか、何を着てもおしゃれに見える気がします。

ぶかぶかパンツ。

その名の通り、とてもぶかぶかですが、お勧めですよ。


<お知らせ>

6月1日(金)は、展示準備のため臨時休業いたします。

よろしくお願いいたします。