2016年11月13日日曜日

気取らない、気負わない。

この前、大江戸線に揺られていると、

釘付けになるほど、おしゃれな初老のご夫婦が

電車に乗ってきた。

女性は白髪のショートカットで、裾にゴムの入った

スウェットパンツを履いて、トップスにはベージュ系の

カシミアらしき、薄手の丸首セーターを着て、

上からざっくりとしたウールの大判ショールを

肩にかけている。靴はdansko のプロフェッショナル。

そして、肘から何気なくぶら下げたバッグは、

エルメスのバーキン。

男性は、古着のように着倒した、チェックのネルシャツに、

履き古した色落ちしたネイビーのチノに、

おそらく、WESTON のローファーを履いていた。

帽子はベージュのラルフローレンをかぶっている。

お二人とも自分をよく知り、お洋服を着ている感じ。

若いころは、きっといろいろな洋服を着てきたのでしょう。

今日は、洗いざらしのWOOL のキュロットのご紹介。





















maison de soil

ウールキュロット ¥25,000(税抜)

オフホワイト















ふわっとしながらも、糸分量が多い、目付のいいウールを

洗ってあるので、なんだかヴィンテージの

ミリタリーブランケットを優しくしたような雰囲気。





















ブラック

ウェスト位置から細やかにギャザーが入る。





















ボルドー





















履いたらスカートに見えるのだが、

しっかりキュロット。

裏地も付いて、温かい。















先日、ご紹介したFACTORY のヤク。

その下に履いていたキュロットがこちらです。















とてもちょうどいいボリューム感。















ブラックは、ごめんなさい。

こんな写真しかありません。

同じく、maison de soil のコットンシルクの

ブラウスをタックインしています。















上から着るコートは、短い丈か、ひざ丈があれば、

とても合わせやすい。





















ボルドー×ベージュはとても女性らしい。

Glengordon のスヌードは、FACTORY より、

ややボリュームがあって、横に広げてニュアンスが

作れるのが特徴です。















いろいろなお洋服に挑戦して、高価なものも、

気取らず、気負わず、丁寧に着られるようになりたい。

あの初老のご夫婦のようにおしゃれになれたなら、

その時は、初めて断捨離でもしてみようかな。。


無理かな。。