彼女の作る靴下は、こんなに派手なのに、
僕にはスッとなじんでくる気がする。
まるで、無地の靴下を履く感覚で、パッと手に取って
ほぼ毎日、ayame ソックスを履いている。
こちらは私物で、何年か前のもの。
ayameソックスに出会って5年。
我が家のソックス入れに、ayameソックスが増えてきた。
今年も第一弾が入荷中です。
ayameソックスの大定番柄。
ランチバスケット ¥2,000 + tax
様々な編み方を駆使して、職人さんを困らせながらも
作り出す、この凹凸のある編地模様が特徴的。
かなり前になるが、「天才ayameの恩返し」という
題名だったか、、、
このランチバスケットのソリッドカラーの誕生について、
お話したことがある。
ランチバスケットソリッド ¥1,800 + tax
ayameソックスがスタートした当初、
お取り扱いをしてくれるお店もまだまだ少なく、
工場の職人さんに、頼みに頼んで、なんとか商品は作り続けたそうだ。
工場にとっては、少ないロットで、こんなにややこしい靴下を
作ったら、、作るたびに赤字になる。。
頭を下げて、お願いするたびに職人さんが漏らしていた言葉がある。
「たまには、せめて、、一色の靴下でも作ってくれ。」
ようやく、お客さんが増えて、
何とかやっていけるようになった3年前、
今まで一度も作ったことのない一色の靴下が展示会場に並んでいた。
デザイナーの阿賀岡さんは、元気な声で説明している。
「工場の職人さんたちへの恩返しなんです!」
何年にもわたって、赤字で彼女の靴下を作り続けた
職人さんも、ようやく報われた瞬間ではなかろうか。
「ハトのマーク」という名のソックス。
¥2,000 + tax
皆さん、「ハト」と「ハート」、
どちらが先に目に映るでしょうか。
彼女らしい、洒落のきいた、
「love & peace」なデザインです。
「テラコッタタイル」という名のソックス。
¥2,000 + tax
こんなに派手なのに、
洋服にスッと馴染むから不思議です。
彼女の天才的色彩感覚が垣間見えるデザインです。
「スマイル」という名のソックス。
¥2,000 + tax
どこがスマイル?? って思いますね。
実はバックカットのジャカード編みで、
裏側が表のような見え方。
織物にもある技法ですが、布地ではどちらを
使っても構わないのです。
だから、裏とか表はありませんが、この靴下はふさふさが表。
こちらもなんだか「love & peace」。
毎年ひとつは欲しくなる。
今シーズンも、ayame world をご堪能ください。