という理由で、リピートしてくださる
お客様がとても多いのは、
R.U. の靴の誇らしいところ。
シンプルな理由だが、
そこがなければ、靴としての普遍性がそがれてしまう。
フルハンドメイドで、「ベンチスタイル」というのも
大きな特徴の一つである。
ベンチスタイルとは、一足を一人の職人が
最後まで仕上げるということ。
分業制ではない。
イタリアのフィレンツェなどを歩いていると、
フルハンドメイドの靴屋さんが点在する。
お店のバックヤードや、お店によっては
すぐ話しかけられる距離で、靴をつくっている。
何度か、日本人の若者に出会ったこともある。
R.U. の二人も、昔はそんな若者の一人だったのでしょう。
彼らの靴は、「マッケイ製法」と呼ばれる、
イタリアを中心として、ヨーロッパ全域で
フルハンドメイドの靴としては、主流な製法によるものだ。
R.U. BESS
カーフスキン black
¥36,000(税抜)
マッケイ製法の特徴は、アウトソールと
内側が貫通して縫い合わさっていること。
brown
英国を代表する、CHURCH'S やTRICKERS は、
「グッドイヤーウェルト製法」といって、
アウトソールと内側が貫通していない。
それぞれに長所も短所もある。
R.U. Anon
black ¥46,000(税抜)
グッドイヤーウェルトの良さは、とにかく丈夫であること。
そして、アウトソールの種類によっては雨にも強く、
アッパーの革がダメにならない限り、何度でも
ソール交換が可能であること。
一方で、製法上、厚みが出るので重かったり、
靴本体の外側にステッチが入った張り出し部分の
ことを「コバ」というが、そのコバの張り出しがある分、
靴が大きく見えることがある。
そして、足入れがやや硬い。馴染むのに時間がかかる。
そんなデメリットもある。
そして、このR.U. のマッケイ製法の
いいところは、、
製法上、ソールが薄いので、軽い。
足入れが柔らかく、比較的すぐ馴染む。
コバがないので、靴本体の周囲の張り出しがなく、
スッキリと見える。
一方で短所を上げると、、
アウトソールと内側が貫通しているので、
そのまま履き込んでいて、水を大量に吸い上げると、
内側までしみてきて、ケアが大変。
そして、フルソール交換は可能だが、
2回が限界かと思う。
その短所である二つを同時にクリアしてくれるのが、
「裏張り」です。
もちろん、「お手入れは得意だから、裏張りはしない」という
人も男性ではたくさんいるでしょう。
でも、そうでない人は、突然の雨や、
ソール交換の値段を考えると、経済的にも
裏張りをするメリットは大きい。
一般的にフルソール交換をすると、¥15,000くらい。
しかし、裏張りは¥2500 でできて、
数年に一度裏張りをし直せばいい。
それをすることで、ソール交換のことを考えなくていい。
そして、突然雨に降られても、安心だ。
もちろん、雨に降られたらしっかり乾かして
お手入れはしてほしいが。
そして、R.U. の靴でわたくしが気に入っている点は、
とにかく、仕上げが美しい。
それに尽きる。
見て美しい靴は、履いても美しいのか。
妻が履いても美しいのか。
BESS brown
Bess black
あらためて見て、我ながら意外でした。
R.U. Anon black
やはり美しい。。
様々なカジュアルスタイルに スッと馴染み、
丁寧に履けば、10数年と付き合える。
そして、修理の対応にも応じてくれる。
お取り扱いからちょうど3年が経つが、
ますます、共に歩こうと思う。
BESS(T-ストラップ) ¥36,000(税抜)
black、brown
Anon(プレーントゥ) ¥46,000(税抜)
black
共に再入荷いたしました。
在庫は流動的ですので、気になる方は、
電話やメールにてご確認ください。
全サイズ入荷しましたが、
「BESS」 のブラック35サイズのみ、
予約完売しております。
それ以外はすべてございます。