何をするにしても、「センス」は重要だろう。
先日、ある撮影現場で、ライターさんに
興味深い話を聞いた。
妻が巻いていたストールの話になり、
「これ毛玉なんですけど、この毛玉気に入ってるんです。」
って僕が答えたら、ライターさんがお話ししてくれた。
ある世界的に有名なニットデザイナーさんに
インタビューした時、、
「毛玉にもセンスがあるのよ。」って、本気で言ってました。。
すごく共感できるお話です。
毛玉だから偶然の産物なのだが、
その毛玉が許せるか否か。。
妻のストールの毛玉は、
元からあったんじゃないかな?
そう思えるくらいよく馴染んでいて、愛着さえわいてくる。
つまり、毛玉さえも自らの感性でセレクトしよう。。
そんなお話だった。
この毛玉はいかがでしょう。
ARTEPORVERA
コットンネル ナッピングバルーンブラウス
ブラック
¥14,000(税抜)
身頃は、コットンネルのナッピング。
生地を摩擦で毛羽立たせて、コットンでも
毛玉のようなだまを作る。そんな生地を
ナッピング素材という。
別布のリブは、ヘンプとコットン。
ネイビー
近くで見るとこんな具合。
毛玉と仲のいい妻に着てもらいます。
最近は朝晩が肌寒く、、
これにストールくらいがちょうどいい。
evam eva のコットンシルクのパンツに
ブラックをすっきりと。
裾や袖口がリブ編みですので、
ブラウスというよりは、カットソーを着る気分で。
カジュアルな気分をR.U. の靴が少し引き締めます。
ARTEPORVERA のギャザリングキュロットにネイビー。
「なんか落ち着く。。」ともらす妻。
ガサツな妻には、頼もしい丈夫そうな
キュロットが落ち着くようだ。
ARTEPORVERA。。。
経年変化をデザインさせたらピカイチな彼らの
作り出した毛玉のセンスは、
いいに決まっている。