2015年10月18日日曜日

ずっとそのままで

最近、妻が「iphone」を買ってきた。

前に使っていたスマフォが、勝手に

誰かに電話したり、、、

通話が突然切れて、

妻曰く、、インベーダーみたいなのが出てくるそうだ。

きっとそれがスマフォの最後の姿なのかもしれません。

晴れてiphone を手に入れた妻は、

毎日、電話に話しかけてにやけている。

この10数年のモバイル機器の進化はすさまじいが、

洋服は、とりわけ日常着に関しては、

うれしくなるくらい、化学的進化は目立ってない。

電話と会話する時代に、

いったい何年前から存在するかわからない、

コットンのコートをご紹介します。






















YARMO

コットン 1ボタンワークコート

¥35,000(税抜)

ブルー






















昨年も人気だった1つボタンのワークコート。

フランスの昔の作業着のような、綺麗な青。

しっかりとしたサテン地は、くたくたといい風合い。






















ゴールド






















ゴールドというには柔らかい。。

山吹のようなソフトゴールド。

ブランドのカラー名は、「GOLD」。






















ネイビー

昨年からの継続カラーです。






















このコートの特徴は、、

縮率の違う2種類のコットンを

裏と表に使って、製品で染めていること。

つまり、縮み方が裏表で違うから、

少しヨレヨレする。

それがカッコよく、かわいい。






















そして、今季からレディースに加わった、

YARMO

コットンステンカラーコート

¥35,000(税抜)

ブルー

色は、3色同じです。






















こちらは比翼仕立てで、

ボタンは4つある。






















ゴールド

昨年までは、メンズしかなかったモデル。

そう、、、この前ちらっと写真にあった。。






















これが全く同じ形です。

これは僕のサイズでメンズですが。。






















ネイビー

レディースも欲しい!

という声が多かったそうで。






















こちらも1ボタンと同じく、

異素材コットンの裏表コンビ。

しっかりとした面素材の2重は、

実はなかなかの防寒性。

上の写真は、1月の上野公園ですから。。


「かわいい!」

「でも、持ってるからいいか。」

何度も言うが、あれは僕のです。
















バルーンパンツに合わせて、1ボタンのブルー。






















袖はかなり長めで、

まくるのが前提になっています。






















フロントは絶妙な開き具合の

テーラーカラー。
















着て、洗っていくうちに、

適当にクタッとなる襟周りがいいのです。






















丈の長い1ボタンは、ワイドパンツにも

良く似合います。
















ウールカシミアのワイドパンツに白いスニーカー。

ワークコートをおしゃれ着風に着こなしてみよう。
















ARTEPORVERA の加工チノに、新作の

ayame ソックスをのぞかせて。
















やっぱりデニムやチノとの合わせがしっくりきます。
















TRAVAIL MANUEL のコットンサドルパンツに

合わせて、とてもとてもオーソドックスに。
















こういうスタイルは、僕自身もっともなじみがあり、

落ち着く。。






















上まで締めてみた。。
















洋服の進化については興味深いが、、

自動で着脱できたり、

好きな色に変色できたり、、

そういうことではないのでしょう。






















いつの時代も、、

ファッションはその時代の気分を表す文化であり、

時に感情表現の一つであっていい。


デザイナーはそれをひたむきに続け、

皆さんの日常に少しの上機嫌をもたらす。

それが洋服屋さんの仕事なのでしょう。

進化すべきは、「感覚」なのでしょう。