姉妹伴とは…
中国福建省、恵安地域の古くからの文化で、
数名の女性たちが小さな頃から本当の姉妹のように、
互いの家を行き来し、寝食をともにします。
その絆は家族のように深く堅い絆です。
その文化になぞらえ、
西荻窪のpoefu さんと、
「共同別注企画」というかたちで、
ファッションのあるべき姿が、
楽しく表現できればいいなと願い、、
2012年の秋冬から続けてまいりました。
今回、Honnete 以外では初となる姉妹伴。
姉妹伴の企画の条件は、、特に決めてはおりませんが、
お互いに無理をしないこと。
つまり、どちらかに合わせることがないように。
お互いの意見、主張ははっきりと持ち、
心底、両者が気にいったモノ。
そんなものに出会う確率は、そう高くない。
今秋の姉妹伴は、susuri から。。
履いた瞬間に、気分上々なスカートです。
susuri
バルーンマーチスカート ¥23,000(税抜)
グレージュ
susuri さんデザインの素敵なスカートを、
我々が選らんだ素材で作ってもらいました。
フワフワのコットンビエラ。
カーボングレー
ベーシックで合わせやすそうだが、、
あまり見たことがない色。
そんな2色です。
細番手のコットンを綾織りして微起毛させた、
フワフワのビエラ素材。
なおかつ、、「東炊き」(あずまだき)という、
鉄がまを使って、時間をかけて何度も染め返す、
日本に昔から伝わる手法を取り入れた、
特色のある素材です。
「東炊き」の特徴は、生地そのモノに表情が
生まれながら、深く染まっていくこと。
susuri さんのバルーンマーチスカートは、
裏地と表地を縫い合わせる時に、
生地をよじって表情を出している。
表情豊かなデザインに、
表情豊かな素材を。
そんな発想です。
生まれつき、表情豊かな妻に着てもらいます。
カーボングレーは、今シーズン気になる
ガーリーな雰囲気をかっこよく着こなすのに
ちょうどいい、maison de soil のコットンシルク
のブラウスをタックイン。
動くたびに表情のかわるスカートは、
着ていて楽しくてしかたがないようだ。
右によじったスカートは、
履いていただくと右に少し布地が集まり、
下がって見える。
ふくらみのあるアシンメトリーな
表情がすばらしい。
ガーリーな丸襟にサスペンダーを付けても
素敵です。ウェストにゴムが入っていないので、
より一層サマになります。
グレージュは、同系色のモノトーンスタイル。
少しの動きで変わる表情は、
このスカートならではのおもしろさ。
一度見た表情は、
二度と現れないかもしれない。
そして、様々な着丈のお洋服が
合わせやすいのも、
このスカートの大きな特徴の一つ。
これは、ベーシックなニットの着丈。
こちらは、ブラウスをタックイン。
もちろん、外に出しても良く似合います。
たっぷりしたデザインを豪快に。
これもまた、素敵です。
合わせる洋服や小物でその表情は変わる。
表情は、豊かなほうがいい。。