2014年8月30日土曜日

素敵な二面性

洋服にとって重要な要素の一つに、

汎用性がある。

もちろん最優先ではないが。

汎用性が最優先になったものは、

洋服に限らず、大切なものが欠落している

可能性があるので、後々使わなくなったり、

その汎用性にすら嘘があったりする。

いずれにしても、一つの洋服に

いろいろな重ね着の可能性を感じることは、

とてもうれしいこと。






















ゴーーシュ コットンカディーワンピース

ホワイト ¥35,000(税抜)






















白度はあまり高くない、蛍光の真っ白ではないが、

オフホワイトや生成り、というほどに白度は弱くない。

秋の白にちょうどいい。






















ゴーシュ独特の、何色と表現すればいいのか

わからない、そんなブルー。

ゴーシュの資料には、「グレーブルー」とある。

普段、生活していてほとんど目にしたことがない色だ。






















このワンピースの特徴である、ウェストの切り替え。

ここは、ゴムになっている。

スカートにブラウスをタックインした時のような、

不自然さのない美しいギャザードレープが、

肩口からウェスト周辺まで走り抜ける。






















男性が着るとミリタリー色にしか見えてこない、

そんなストーンベージュのようなグレー。

女性が着ると素敵です。






















トップス部分のボタンは、比翼仕立て。

ボタンが見えなくなることで、

このワンピースの最大の特徴ともいえる

ギャザードレープは、より一層美しい。






















春夏も登場した、ゴーシュのオリジナルカディー。

何度見てもグッとくる、ありそうでないストライプ。






















ネイビーとシルバーグレーのようにも見える、

白のようなグレーのような色とのストライプ。

高級な絣のような雰囲気を感じます。






















スカート部分には、それぞれ同色に染まった

裏地が付いています。

表地は年間着られるような薄手のコットンですが、

春のワンピースと比べると、裏地は厚手です。

秋の始まりを感じましょう。
















スタンダードに素直にかっこ良く。

R.U.のT-ストラップで。






















よそいきな雰囲気も漂います。

ヒールでもかっこいいのではないでしょうか。






















この服が最も美しいのはこの角度。

タテに流れるギャザードレープが素敵です。
















白は秋本番を意識して、同じくゴーシュの

カシミア混のタートルネックをインナーに。






















秋のかごバッグも素敵です。
















上からトロみのある、FACTORYのバンブーウールの

カーディガンを羽織ります。
















大人っぽくもかわいらしい、モノトーンスタイルです。
















グレーブルーはブーツスタイルで。

インナーにはゴーシュのタートルのブラウンを。






















ブーツでやや足もとが重くなる秋冬は、

カラフルな鞄や巻物がいつも以上に活躍します。
















上からはシーズンレスなTravail Manuelの羽織コートを。

バシャバシャ洗える綿麻のデニムは、季節を問わず

活躍しそうです。

ちなみに、、、






















こうやって着たり。
















こうやって着て、巻物をしてコートを着たり。

いろいろ着て楽しめます。

さすがTRAVAIL MANUEL。






















後ろ姿も素敵です。

合わせるお洋服や靴によって、

極端な二面性を感じるこのワンピース。

一枚で着て、よそいきに。

重ねてブーツでカジュアルに。

気分の上がるワンピースです。