前にも書きましたが、内装は西荻窪の無相創さんにお願いします。
さまざまな方面のプロがそれぞれの仕事をしながら、リノベーションや店舗づくりとなると集まって一つの仕事を進めていくという面白い集団?と言ったらいいのか仲間と言ったらいいのか。
とにかく面白い方たちなことはたしかです。
そんな無相創のヨネハラさんがお勧めしてくれたこと、セルフリノベーション。
自分たちでできることはやってみる。できないことをやってもらう。
経済的だし、自分のお店に思い入れもできる。
ということで数日前から家具を削ったり、ドアの塗装をはがしたり・・・・。
僕がやっているのはお客様用の店内のイス。
どうしても使いたかった形なのだが、色が好きじゃなくて・・・現在格闘中。
予想をはるかに上回る大変さだ。大きい面はグラインダーを使って落とせるが、細かいところは手も使いながらの作業。あと2日はかかりそう・・・。ヨネハラさんいわく、塗料によって落ちやすかったり落ちにくかったりするらしい。この家具は剥離剤が効かなかったので、圧倒的に落としにくい部類だろう。これが落とせたらなんでも落とせる技術が身に付くんじゃないのか?洋服屋だけど。
一方で相方はというと・・・入口に使うアンティークのドアと格闘中。
約90年前のイギリスのドアで、何度か塗装と剥離を繰り返した跡がある。
これまた地味~な作業だが根気がいる。かっこよくはがすためにたまーに遠くから見たりしながら
作業を進めている。なんせシロートなのでこれもあと2日くらいかかりそう。
通りかかった方に結構声をかけられる。
「何ができるの?アッ、お兄さんたちに聞いてもわからないか」
見た目からして完全に施工業者に間違えられているようだ。
面白いので特に否定せずに御説明を差し上げている。
とにかくセルフリノベーションは大変だが、なんだか楽しいな。