2015年10月1日木曜日

素直にいいよ

洋服業界で、最も売れているものは?

間違いなくダウンジャケットでしょう。

数年前は、地方の小さなお店でも、

人気のダウンを持っていれば安心。。

そんな時もあったそうな。

アナベルでも、「ダウンは入らないんですか?」

って、、よく聞かれていた。

「いいのがあれば入れます。」と、お答えしていた。

オープンして2度目のダウンの入荷です。






















ゴーシュ 

コットンリネンダウンジャケット

ブルー ¥53,000(税抜)
















表地にはワンピースやパンツにも使用された、

打ち込みのいいコットンリネンのダンプルーフ。

これを表地に使うことで、ダウンの長所でもあり、

短所である点が、うれしい形で解消される。




















グレー

ダウンは、温かいほうがいい。

当たり前だ。

ただ、、まともなダウンを使っているのなら、

一般的な日常生活で、そんなに剛健な表地素材も

ダウン量もいらないはずだ。
















袖口にはふわっとしたわずかな平ゴムが。。

ゴーシュのこういう細やかなこだわりが大好きです。

そして、ブログ写真は撮り忘れたが、

少し裾に見えているのが、ダウンパック。

ダウンのいいところは、、

とにかく軽くて温かいこと。

そして、短所は、、

時に熱すぎること。

お値段の割に着る期間が異様に短いこと。

みんな同じに見えること。




















ネイビー

アウトドア系の良いダウンを持っている人は

わかるでしょう。。

いつ着るの?っていうくらい熱い。

女性の日常生活にそんなダウンは必要ない。




















「かぶれるの?」って妻は聞く。

愚問です。

超立体的なフードです。

襟の立ち上がりも素敵です。

ダウンといえば、、モコモコ。

みんな同じに見えてならない。




















ブラック

その点、このダウンはどうか。

軽くて温かい。

上質な水鳥の羽毛をしっかりと使った

純日本製のダウンは、素晴らしい反発力で、

着た瞬間に温かい。

そして、ダウンなのにファッション的に見ても

着用期間が長い。

スタイリングを見ていただければなんとなく

想像できるはず。















なんか、ちょっとフワッてしたパーカーを

羽織っているよう。。















合わせるボトムスやインナーで、

春も素敵に着られそう。















表地を綿麻にすることで、印象としての軽さと、

十分な温かさ、熱すぎないことをクリアしている。





















と同時に、

着用期間も長くなった。

早く着はじめても、、

「もうダウン?」って思われない。

春先まで着ていても、

「まだダウン?」って思われない。















ブルーはストレートのパンツにシンプルに。

小物もいつもの小物がしっかり生えるダウン。





















お気づきの方も多いかと思いますが、

この形。。

僕の中ではゴーシュの名作。

万歳パーカー。















上に腕を上げても、裾が動かない。。

とても体を動かしやすい。















ブラックはsusuri のワイドパンツに、少し個性的に。





















おしゃれ着の一環として、

しっかりとファッションを楽しめるダウン。

正直、ダウンはあまり好きではないけれど、

素直に「いいよ」っておすすめしたいダウンです。