ものすごい剛速球を投げる投手がいて、
でも少し伸び悩んでいる。
速球をさらに磨くのか? いや、、
それより、変化球を一つ覚えたほうが勝てる。
球速のない変化球が入ることで、より直球が早く見えるし、
なにより、打者が迷う。
そして見ているほうは楽しい。
それが緩急というもの。
スタイリングでも、緩急は大切です。
緩急の出しやすい、少し変化球なワイドパンツです。
FIRMUM
コットンポリエステルワイドパンツ
¥19,500+tax
beige
生地は綿ポリの超高密度ウェポン。
コットン100%よりも、やや張り感が出る分、
このデザインにとてもあっている気がします。
シャカシャカした感じはありません。
見た感じでは、綿100%との見分けはつきません。
chacoal grey
タテ・ヨコ糸ともに、コットンポリエステルの混紡糸を
使ったこの素材は、濃色ではメランジ調。
遠目に見ると濃い目のトップグレーのような見た目。
幅の広いゴムと、切り替えにスッとはいった
ポケットもかっこいい。
見てもかわいい、履いたら想像以上。
この秋冬からお取り扱いを始めた、「ALWEL(オールウェル)」の
大人っぽいTシャツをタックイン。
なんとなく、はじめからひざが出ているかのような
ふくらみがあるデザインが特徴で、しかも丈の絶妙な
短さが素敵です。
さらにヒップのほうも少しふくらみを出し、
バルーンシルエットがそのまま縦長に変化したようなパンツ。
ピタッとしトップスと合わせると、緩急のあるスタイリングに。
秋深まれば、ニットのカーディガンを羽織ったりする。
とってもシンプルなコーディネートが、
なんだかおしゃれに感じるのは、
このパンツのおかげです。
緩急の使い方や、素材感こそが大人ぽさを引き出す
大きなポイントなのだと思います。
ボリュームのあるパンツにボリュームをぶつける。
FIRMUM の 代名詞ともいえるスタイリング。
バランスさえ良ければ、小さな人も着られて見えない。
同じパンツを全く違うスタイリングで使ってみる。
それも緩急。
何年前のブログに書いたか忘れたが、
僕はベージュ×ブラックの色合わせをするようになってから、
カジュアルの中に、「シック」なスタイリングを見つけることに
楽しみを覚えるようになった。
何と合わせてもシックなゴーシュのブラウスは、
この色合わせで一層のものとなる。
股上がかなり下まできていることと、
裾にあまりテーパーをかけていないことから、
言葉に言い表せない、
「ちょっとしたキュロットスカートっぽさ。」
「ちょっとしたサルエルパンツっぽさ。」
を残してる。
シンプルなTシャツや、
シンプルなブラウスで、
緩急のある秋のスタイリングを見つけてみようか。