先日ご紹介したバルーンパンツより長く、
アナベル店頭で活躍し続けているもう一つのベテランがいます。
こちらは、2012年夏の写真。
妻の雰囲気からして、遠い昔のように感じますが、
アナベルがオープンした年の夏。
履いているのは、今日ご紹介する、
TRAVAIL MANUEL のシャムパンツ。
TRAVAIL MANUEL
シャムパンツ ¥12,000(税抜)
こちらも当時から素材、色、お値段も変わらず。
素材はバルーンパンツと同じ、コンパクトチノクロス。
色展開も同じです。
左からキャメル、オリーブ、ブラック、カーキ。
ポケットは右側にボタン付きで一つ。
タイパンツをモチーフにした切り替えが
とても特徴的で、これがシルエットも決定づける。
履いた時の「かっこいい」 と 「ラフ」の中間をいったような、
あいまいなオシャレ感がとても素敵なのです。
今回は春の立ち上がりでのご紹介ゆえ、、
冬物とのミックスコーディネート。
FACTORY 別注のキャメルのセーターに
合わせて、カーキ。
セーターは私物です。
2012年は、一回ロールアップしていましたが、
今シーズンはそのままに。
evam eva の春のコットンニットと合わせて、ブラック。
モノトーンでかっこいい雰囲気に。
キャメルは、少しヒールの高いdanskoに合わせて。
カバンを差し色にベーシックな色合わせ。
シンプルで物足らなさを感じたら、ストールで
ボリュームアップ。
オリーブは、驚愕の発色で気分の上がるITOIの
セーターに合わせて春っぽく。
5年前、、
妻はこんな具合で、、
もうすぐ5年生になる上の娘は、
鼻を垂らした、少し賢そうな幼稚園児で、
下のもうすぐ2年生になる息子は、
オムツをつけたチンパンジーみたいだった。。
昔の写真を見ながら思い返す。
5年前、、
このパンツを販売していた時、
「ちょっと太すぎるかな。。」
「ちょっと私には大きいかな。。」
そういう意見もたくさん戴きながらの販売だった。
今、そういうコメントは全く出てこない。
人が年を重ねることで変化するのと同じように、
変わらないように見えるファッションであっても、
見る角度を変えると、変化を感じたりする。
昔は、「絶対に太くて履けない!」
と思っていたパンツが、いい具合に履けるようになったら、
それは、その人のファッション年齢が上がったからです。
そうやって、いろいろなものが着られるようになったり、
もしくは、絶対に着ないという判断ができるようになったりするのでしょう。
全く変わっていないのは、大ベテランのこのパンツです。
ぜひ、新鮮な気分でお試しください。
TRAVAIL MANUEL(トラヴァイユ・マニュアル)
コンパクトチノ シャムパンツ
¥12,000(税抜)