ご存知の人も多い、「orslow」(オアスロウ)。
10年前に仲津氏が立ちあげた、
日本を代表するワークブランドのひとつ。
「オリジナリティーあるものをゆっくり作りたい」
そういう意味の「orslow」というブランド名。
アメリカの古着に魅了された彼は、18歳で単身渡米。
アメリカの空気を感じながら、大好きな古着を買いあさり、
いつか自分もブランドを、、、そう思いながら、
買った洋服を着ては解体して、また作り直す。
そんな日々を送っていたという。
アメリカ古着が好きな人の服は、見たらすぐにわかる。
それがにじみ出ているから。。
そんなorslowを僕が初めて知った時、軽い違和感を
感じるモノがひとつあった。明らかに毛色が違う。
実は僕がorslowの商品で初めて買ったのがそれだった。
orslow ビリージーン 定番チノ
¥14,800(税抜)
ウェストにボリュームの出るタックが2つ。
膝下からキューーンと細くなるテーパーシルエット。
こんな服はアメリカ古着にはない。。
そして、名前は「ビリージーン」。
そう、、仲津氏がアメリカ古着と同じくらい
好きだった、マイケルジャクソンのビリージーンから
命名されている。もちろんデザインも。
白シャツにシンプルにスッキリとコーディネート。
2タックの効いた、きれいなテーパーシルエットだ。
ヨコ姿もバランスがいい。。
そして、今シーズンの新素材は、、、
渾身の白。
¥15,800(税抜)
2タックでふくらみのあるウェストに、
茶色いコロナットボタンが可愛らしい。
ライトチノで、定番と比べると薄手の
春夏秋、3シーズン位の素材です。
後ろは従来通りの片ポケ。
このダーツの処理は、初めて見た時から印象的でした。
きれいに裏当てして、そのステッチを生かしたデザインです。
きっと几帳面な性格に違いない。
膝下が細いので、ワンピースとの相性も抜群です。
白っぽい上下に、「花柄」、「グリーン」、「ブルー」を
差して、明るくコーディネート。
カシミアの明るい色のストールは、
春先にもかなり活躍します。
いや、、春先に最も活躍します。
こちらはシンプルで何気ないモノトーンスタイル。
まだ寒さの続く春先に、インナーのFACTORYの
バンブーウールは大いに活躍することでしょう。
こちらもYARNZ のカシミアストールが効いています。
シンプルだけど、ウェストタックでオリジナリティーを
感じるビリージーンは、やはりアナベルの
スタイリングに欠かせない1本です。
普通に収まらないシンプルなパンツ。。
orslow な1本です。