最近セーターの接客をすることが増えてきた。
かなりの頻度で同じ内容の質問を受ける。
「毛玉はできますか?」
「できます。」
どんな高級なカシミアでも毛玉はできる。
毛である以上・・・。
つい先日接客したお客様が感じのいいセーターを着ていた。
濃いキャメルのニットで、ペタっとしている。
これは、これは・・・・。
その時は特に触れなかったが、いいなと思った。
若いころ、インポートショップの人にこう教わった。
毛玉ができたらほっとくこと。
気にしないこと。
抜かないこと。
気にせずひたすら着続けると毛玉は勝手に落ちていく。
そうなった時が、セーターの完成形だと。
このセーターがそうなったら、さぞかっこいいだろうなと思う。
スコットランドの「Nor Eastery」(ノアイースタリー)。
ホールガーメントで、体にぴったりフィットする。
T-SH感覚で着てほしい。
そして毛玉は、温かく見守ってください。
どこが毛玉なのかわけがわからなくなったら
そのセーターの完成形です。
どこか懐かしい雪柄のセーター。
このセーターの完成形が見てみたい。
<シェットランド雪柄セーター>
Nor Eastery ¥14,700
MADE IN SCOTTLAND