2017年1月27日金曜日

ヘムレン再び

susuri デザイナー、斎藤さんが

生み出した傑作、「ヘムレンワンピース」。

長袖のシャツワンピースは世の中にたくさんあるが、

実はデザインすることがすごく難しいアイテムであるようにも思う。

どうデザインしたら「ロングシャツ」から抜け出せるのか、

それを考え始めたら、迷路をさまよい、

こんな素敵なデザインは一生出てこない。

だから、このワンピースはシルエットのイメージが

先に頭の中にあったに違いない。





















susuri

ヘムレンワンピース ¥30,000(税抜)

北欧の童話、ムーミンに登場するヘムレンおじさんを

見て連想した面白いシルエットが特徴的です。





















今回も少し塩縮したような特殊な染を施した

素材を使用しています。

平織の高密度でしなやかで少しふわっと毛羽も感じる生地。

春だけでなく、オールシーズン活躍しそうな素材感です。

今シーズン、アナベルではこのブルーのみのセレクトです。





















バストラインのあたりに切り替えを作り、

この部分だけ2重になっています。

着たときの安心感、ワンピースらしさは

こういったデザインからも感じられるもの。















susuri 斎藤さんが大好きだというシャツ。

レディースではどうしてもブラウスに勝てないシャツ。

この細い台襟から、斎藤さんのこだわりを感じます。





















そして、袖口にはシャツの定義の一つでもある

剣ボロが施される。

ワンピースに込めたシャツへの思いが感じ取れる。





















そして、susuri のアイコン的デザインになっている、

すごーく縦長な襟吊り。

トラディショナルなデザインディテールに、

オリジナリティーを注入するのがとても上手。





















susuri のお洋服は、裏を見ても気分がいい。

仕様や、始末にもかなりのこだわりがうかがえる。















ヘムレンワンピースの素敵ポイントは、

前から見たときのシルエットと、

真正面以外から見た印象があまりにも違うところ。















ヘムレンおじさんからイメージしたシルエットは、

背面をデフォルメすることで独特のふくらみを帯びた

素敵なデザインに仕上がっている。





















真正面からうかがえる、礼儀正しい

シャツワンピースと打って変わって、

子供が砂場で両手を使って作る、

砂山のようなカッティング。

動きもある。

そして、この色。

「ポタリ―ブルー」と名付けられたこの色は、

「どんな色?」って聞かれても答えられないブルー。

ブルーグレーとも違う。

ラベンダーでもないし、藤色でもない。

落ち着いているけど、華やかだ。

名前の通り、きっと陶器を見てイメージした色なのでしょう。

こんなに華のあるシャツワンピースとは、なかなかお目にかかれない。





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