2018年5月25日金曜日

シャイな奇才が放つ青の世界

昨年はお会いできなかった、

blue in green のデザイナーと会えることを楽しみに、

少し離れた都内の閑静な住宅地へと向かった。

そこで出迎えてくださったデザイナーさんは、

とても大柄だが人懐っこさを感じさせる

森のくまさんのような雰囲気と、

「奇才」という言葉がしっくりとくるもじゃもじゃ頭が

あいまって、とてもとても魅力的な人でした。





















blue in green

襟付きカシュクールワンピース

¥32,000+tax

昨年は、ブログでご紹介できずに完売したこちら。





















今年もやはり大人気。

ワンピースでも羽織っても素敵です。

実は昨年から一つ気になっていることがあり、

思い切ってお願いしてみました。

「着丈の長いものが欲しい。」

通常の長さより、8cm長くしたバージョンを

作っていただきました。





















この斜め釦がなんだか東洋っぽさを醸し出す。





















袖は7分袖くらいの長さでややフレア。

これが何とも素敵なのです。





















下にはHARVESTYのサーカスキュロットを。















標準丈は、パンツに合わせて好バランスに感じます。















ただ、皆さん丈の感覚が長くなってきていますので、

今年はこの標準に、8cmプラスしたものを

作っていただきました。

ワンピースで着てみます。















155cmの妻でこんな感じ。

ちなみにこちらのお色は、濃いインディゴ。

残念ですがすでに完売です。

ただ、我々でも店内ではどっちが濃色かわからなくなるほど

でしたので、来年はどちらか一方にしようと思います。















背面の切り替えギャザーがとても女性らしい。





















こちらはホワイト。

インナーにはゴーシュのタンクトップを着ています。















ちょっとしたヒールでも合わせれば、

少しイメージにも変化が現れます。















釦をすべて外していただければ、

羽織の役割もこなします。

それもごく自然に。















羽織るとわずかですが、着丈が実質長くなります。

ウェストに乗っかていた切り替え位置が、

釦をはずすことで、少しだけ下に落ちるから。

こちらで、標準の長さです。















釦を閉めた感じ。。

あまり違いが判らないか。

長さは2種類ございます。

150cm台の方は、標準丈でよいのではないでしょうか。

もちろん、長めが好みの場合はそれでよし。

長めでも116cmですから。

それほどでもない。

160cm以上の方は、ワンピースでも着ることを

考えると、長めのほうが何かと着まわしやすいかと。
















3人で伺った展示会で、すでに半年以上が過ぎた今も、

忘れられないワンシーンがある。

冒頭にお伝えした森のくまさんのような奇才を想像してほしい。

彼は一通り商品の説明を終えると、我々に座るよう促した。

そして、正面に彼が座ろうとしたその瞬間、彼はこう言った。


「ちょっと照れくさいので、私は横を向かせていただきます。」


もうその光景は、頭から離れない、最高の思い出となった。

そして、最も重要なこと。

彼らが染め上げるインディゴや藍は、長い時間とたくさんの

水洗いを繰り返しながら染めるため、しっかりと色が固着し、

色落ちはするが、とてもゆっくりとである。

さらに、アパレルの常識では驚きだが、

白物と一緒に洗濯機で洗っても、全く色移りしない。

私も半信半疑で実証済み。

子供の体操服と一緒に、洗濯機で洗いましたが、

全く色移りしませんでした。

心配な方は、3回ほど単独洗いをしていただければ、

絶対に大丈夫。

インディゴに最も相性の良い色は白。

安心して着ていただけます。



<お知らせ>

6月1日(金)は、展示準備のため、

臨時休業いたします。

お間違えの無いよう、よろしくお願いいたします。