2017年10月7日土曜日

タウンダウン

ゴーシュのお二人は寡黙で職人気質なデザイナーです。

SNSはおろか、今時ホームページも持たず、

お問い合わせは電話だけというブランドです。

自身の素晴らしいプロダクトを、前に出て語ることのない

彼らだが、どうしても伝えたかったのでしょう。

以下の文面は、今シーズンのゴーシュのダウンシリーズに

ぶら下がっていた、商品を紹介する下げ札に付いた文面です。


『最高級のダウンと言われているのは、極寒地に棲む

水鳥から採取されるものです。これは一羽から、

たったの12g~13g しか採れない貴重品でもあります。

このダウンの毛足は長く、空気を大量に含むため、

抜群の保温力を誇ります。

また、湿気を良く吸収し、同時に空気層に侵入する水滴を

素早く吐き出す、「天然のエアーコンディショナー」としての

機能も併せ持っています。

さらに、原毛にダウンとしての生命を与える、精毛工程

(洗浄・乾燥・脱水・殺菌・除塵など)は、

最新の技術を導入し、日本国内において丁寧に仕上げられています。

当社の製品には、このように優れた機能を持つ羽毛の特徴を

長く保持し、いつまでも快適にお召しいただくため、

世界で最も厳しいといわれる、日本羽毛協会の品質基準を

クリアーした羽毛のみを使用しております。その素晴らしさは、

袖を通した瞬間におわかり頂けることでしょう。』






















ゴーシュ 

リバーシブルダウンコート ¥70,000+tax

ネイビー

ゴーシュを以前からご存知のお客様の中でも、

ゴーシュがダウンを作っていることを知らない方も多い。

実は、およそ10年ほど前からずっと少しづつ作っている。
















リバースサイドは、ポリエステルのキルトステッチ。

スナップが2重になっている。

フードは取り外せない。





















フードのサイズはマジックテープで調整できる。















こちらのスナップでも調整可能。

実はドローコードが苦手なゴーシュさん。

でも機能は求めたい。。





















ポケットはフラップポケットにサイドポケット。

片側の上部にのみ両玉縁のポケットが付く。

袖口はリブ編み。





















背面ウェスト部分もマジックテープで

絞ることができる。





















ジップはリバーシブル仕様のスライダー。





















リバース側は、ポリエステルのダイヤキルト。





















左胸部分には、ゴーシュではおなじみの

シャツポケットデザイン。

内ポケットの役割も果たす。





















従来は、ブラック、ネイビー、ベージュ、グレーの

4色展開でしたが、現在ブラックとネイビーのみとなりました。

申し訳ありませんが、ゴーシュさんに在庫もございません。





















ネイビーをゴーシュの裾ゴムパンツ

ホワイトに合わせてすっきりと。
















エナメルシューズを履いていただくと、

ダウン感は一層なくなって、コットンのフードコートのよう。





















前を閉めて完全防寒。















ポケットは上からも横からも入れられます。















ダークすぎず、しっかり青味のある爽やかなネイビーです。















ブラックは、裾ゴムのバルーンパンツに合わせて。

キャンバスコットンの表地は、カジュアル感の強い

印象を受けながらも、さすがはゴーシュという仕上がりです。

とても品がある、トラディショナルな雰囲気が漂います。















完売してしまいましたが、こちらが裏側の雰囲気。

こちらはダイヤキルトでカジュアルダウン。

お好みで着ていただければ。


ゴーシュがおくる、タウンユースな、タウンダウン。

安心の軽さと温かさです。