2016年11月4日金曜日

Yarmoさん

アナベルのスタイリングには、

男性ではあるものの、僕の通ってきたファッションが

大きく影響していることは間違いない。

チノパンやジーンズがないなんて考えられないし、

少なからず、シャツは着てほしい。

僕はたくさん着る。

セーターは、心地のいい上質なカシミアは最高に素敵だけど、

ちょっと剛毛の昔ながらのシェットランドWOOLも着てほしい。

女性らしい、エレガントなコートもかっこいいのはわかっているが、

個性的なカシュクールコートなんかも最高だ。

でも、実用から生まれた創業100年を超えるワーク工場が作る、

作業着から派生したコートなんかも提案したい。

いろいろなものをミックスして、アナベルのスタイルは

成り立っているということがわかっていただけるととてもうれしい。





















Yarmo

ワンボタンコート ¥38,000(税抜)

オフホワイト

なんだかんだ、3年目のご紹介です。

今年からメンズができたこともあり、

自分でもこのところ毎日のように着ている。















地襟にはジグザグステッチが施され、いかにも丈夫そう。

肩から袖付けまでの間が、一部別布で切り替えになっている。

製品で染めているため、部分的にわずかに色の差が出るのが面白い。















右側の少し黄みの強いほうが裏地です。





















新色のオリーブカーキ

グリーンが強すぎない、いいオリーブです。





















ゴールドイエロー
















袖は長めに設定してあるので、クルっと一折、二折りして

着てみてください。裏地のトーン違いが表れていい感じです。















こちらは、定番の鮮やかなブルー。

写真を撮ったつもりが、こんなことになってました。

まずはお色味だけ。。















SOIL のウール×リネンのスカートに合わせて、オフホワイト。

軽く襟を立ててもかっこいいコートです。















そこそこ厚みのあるコットン素材が、無双仕立てで

二重になっていますので、実際に着てみると、

思った以上に長い時期活躍します。

ワンボタンは今年初めての着用ですが、

全く同素材のステンカラーコートは、3年前から着ています。

そちらは、男性の僕は年内は全く問題なくよく着ていて、

年が明けてからも、出かける場所や、天気によっては

登場することもあるが、登場回数は減る感じでした。

やはりそのころになるとWOOLのコートが活躍します。

ですが、春のお洋服が並び始める2月中旬にもなると、

また引っ張り出して着始めます。

春物との相性も抜群です。















YARNZ のグリーンイエローがとてもいい感じに

色を添えてくれる。















パンツはもちろん相性がいいのですが、

スカートもいい感じです。















ワイドバルーンパンツにオリーブ。

靴は、女性らしいパテントシューズを。















そう、防寒はコートだけで行うものでもないのです。

ストールやスヌードは、首回りを暖かく守る、

真冬の必須アイテムです。





















今時期や春先は軽く羽織って前を開けても素敵です。





















ゴールドイエローは、撮影時間が足らず。。

昨年の写真で失礼します。















こちらは、ARTEPORVERA の加工チノに合わせています。

ストールは今年も入荷中のyourwear のベビーアルパカのストール。















主張はあるが合わせやすい、こちらはグレー系で

スタイリングしていますが、生成り~白は、

とっても相性が良さそうです。















一番メンズライクな色合わせ。

カーキ×ブルー×グレー。

こういう時は、使うショールを大判にして、

女性しか持たないような使い方をすると、

全体にやわらかい空気が漂い始めます。















タートルネックをインナーに、

シンプルなカジュアルスタイルで。















太めのチノパンに、アイルランドのドネガルセーター。

ひざ丈のコートに革靴。

自身のスタイリングを投影したコーディネート。


どんな時代にも対応する、トラディショナルな

ワークスタイルのコート。

こういうコートも、僕のワードローブからなくなったことがない。

Yarmo のディレクションを手掛ける内田さんは、

Honneteのデザイナーと同一人物だ。

彼女は、いつもYARMOのことを、

愛情をこめて、「Yarmoちゃん」と呼んでいる。

僕は、お店に並べながら、そんな内田さんを思い出しつつ、

心の中で、「Yarmoさん」と呼んでいる。