2016年11月11日金曜日

FACTORY の好きなところ

世界中のいい毛をはじめ、原材料を自身の手で

触って確かめてきたFACTORYの面々。

それも一過性ではなく、年間何度も定期的に、

原材料を求めて、海外を訪れる。

インドのフタコブラクダ。

モンゴルのカシミア。

ペルーのオーガニックコットン。

そして、同じくペルーのヤク。

ベルギーのリネン。

毎回自分たちで赴いて、原材料を手に入れる。

それだけでも、ブランドのセールスポイントとしては、

かなり大きなものなのだが、

僕がFACTORYが大好きになったポイントは、

大げさに言ったら、そこではない。

接しているとわかるが、彼らは当たり前のレベルが高い。

つまり、すごく自身に対しての要求レベルが高い。

だから、好みはあるが、素材だけに頼ったコレクションではなく、

デザインにもちゃんと、力がそそがれている。

そして、毎回会うたびに物事が前進している。

お付き合いしていて心地いい。

こちらもちゃんとセレクトして、ちゃんと販売しなければいけない。















今日はこの毛のセーターを2つご紹介します。

FACTORY yak Vネックセーター ¥14,000(税抜)

FACTORY yak 丸首セーター ¥15,000(税抜)

全く、同じ素材で、Vネックとクルーネックの値段が違います。

こういうところも、なんだか不器用で気に入っています。

「リブ編みが入ったほうが高くなっちゃうんですよね。」


「ヤク」とは、ペルーの高山に住む、ウシ科の動物で、

少しカシミアに似ています。

タッチもやわらかく、素肌に着てもいいくらい、滑らかです。

羊毛はチクチクが、どうしても苦手で、、

という人はにはこちらはお勧めです。

しかも、、僕は「FACTORY価格」と呼んでいますが、

お値段が、モノに対してすごく良心的です。















FACTORY yak クルーネックセーター

ヤクは、2色とも原毛の色での展開となります。

動物の毛の色を生かした、染色していないお色になります。

こちらは、モカ。

evam eva のおしゃれな8分丈パンツに、パテントシューズで。















こちらも、一見すごくオーソドックスですが、

シンプルな大人っぽさと、女性らしいかわいらしさが同居します。















上からNO CONTROL AIRのニット素材の裏付きコートを。

いい具合のよそ行き感。















SOIL の格子柄のスカートにクルーネックのブラウン。

こちらも、原毛の色を使っています。















こちらのセーター、よく見ると実は肩の設定がありません。

FACTORY が、よく夏のTシャツで採用するデザインで、

ラグランスリーブで作って、腕周りをシャープに見せるために、

カーブを付ける肩のやや内側をつまんでいます。

いろいろな肩幅、体系の人にできるだけすっきり着ていただくための

工夫あるデザインです。















こちらも上からNO CONTROL AIR のニットコートを。

少しウェイトがありますが、着ると重さを感じない、

上品でおしゃれなコートです。















こちらは、モカのVネック。

一枚でも着ていただけるほどの深さのVネック。

丸首のTシャツの上に試着したお客様がいましたが、

それも素敵でした。















最近、二人で気に入って履きすぎて、

かぶりに注意が必要なFAIRMUM のワイドパンツに、

ちょっとブラウジングして、ショート丈に収まるコンパクトな

シルエットがいい感じです。















同トーンのコーディネートに、Honneteの光沢ある

ベルベットを着てみました。鞄がおとなしいと、

バランスが気になるので、かばんにも華やかさを。















maison de soil のウールキュロットパンツに、

ブラウンのVネックを。

ややボリュームのあるボトムスとは、かなり合わせやすい。

ちなみに、こちらは「ナチュリラ秋号」でも登場しているセーターです。















一見地味に見えるブラウン。

地味は否定しませんが、着るととっても大人っぽい。

黒ほど強さはなく、でもスタイリングに締りは出る。















同素材、同色のスヌードでアクセントに。

こちらのスヌードも大好評につき、完売いたしておりますが、

モカについてだけ、多少の色変更があるとのことですが、

追加が可能でしたので、セーターと同じく、18日頃の再入荷を

予定しております。


来年からは紡績にも挑戦してゆこうという彼ら。

ますます楽しみです。