2016年7月25日月曜日

少し背伸びして

僕はひそかに10年ほど憧れている洋服がある。

ミディアムグレーのダブルブレストのスーツ。

パンツは細身は嫌だ。

着るならオーセンティックな2タックを

ダブル仕上げで履きたい。

実は今年の4月、スーツを買う機会があって

試着したのだが、、

「もうちょっと先がいいかな。。」

と思って、別なデザインを購入した。

洋服には、内面で着るものがあると思っている。

人によっては、先に購入して近くに置いておいて、

いつか着よう。。

そう思って数年たっている人もいるようだ。

単純に「憧れの服」ということでもない。

内面で着る服。

これはそんなワンピース。






















ao × KAORI YUZAWA

代官山のガーゼブランドao と

湯沢 薫 さんのコラボレート。

湯沢さんはモデルとして活躍後、

現在は美術家として活躍している。

「暮らしとおしゃれの編集室」にも

紹介されていた人物。
















こちらはネイビー。






















クラシックなレースとカットワークで、

フェミニンながら、凛とした空気を纏う。






















ブラック
















ウェストにはヒモが縫い込まれているので、

前で結わいたり、後ろで結わいたり。

キュッと結わいたり、ゆったり結わいたり。






















デザイン的には女性らしいフェミニンな

要素が多いワンピース。

でも、僕にはとてもかっこいいワンピースに見える。
















ネイビーにフラットなレザーシューズ。
















ヒモはあまり強く結わかずに、ゆったりと。
















年齢を重ねても着ていけるお洋服ではないのかもしれない。

あまり若すぎてもきっとダメだ。

ただの可愛らしい服に着られた女の子になってしまう。
















ジーパンに白シャツをかっこ良く着る人が、

一方でこんなワンピースに身を包む。
















それは決して単なるフェミニンではなく、

どこか背筋の伸びるかっこいいお洋服。
















日常着とは違う、今の自分を輝かせてくれる

コットンのワンピース。

自身の内面をそっとお洋服に近づけて着てみてください。

少し背伸びして。