2016年6月28日火曜日

ジレンマ

モノに、特徴という名の

デザインを施すのは、とても難しい。

長年、いろいろな商品を見てきて、

ヒット作になるものは、かなり高い確率で、

最初は見向きもされていない。

つまり、一般的には特徴が強く出ていて、

なかなかとっつきにくいが、、

何かのきっかけで、いったん「良し」に転じた時の

勢いがすごいのだ。

平均的なデザインの商品は嫌われないが、

驚くようなヒットにはつながらない。

企業内で働くデザイナーさんたちは、

きっと毎日、そんなジレンマと戦っているのかもしれません。

この靴は、僕は良いと思ったのですが。。
















dansko

MAVIS(メイビス) ¥28,000(税抜)

taupe

ダンスコの代表作である、「プロフェッショナル」に

似ている。






















ヒールカップが大き目で、かかとを

浮かせて履くところも、プロフェッショナルと

似ている。
















素材は、マイルドヌバックという、しっとりとした

ヌバックレザー素材。
















black
















プロフェッショナルとの大きな違いは、ココ。

ヒールに緩やかながら、高低差がはっきりとある。
















いかにも、ヒール。。らしからぬ、ヒールなのです。

サイズは少し大きめでした。

イングリッドは37でちょうどいい妻が36でジャストでした。

そして、なぜか36~40というサイズ展開です。

足の小さい方、すみません。































ロングワンピースに良く似合う。
















dansko 独特のポコッとした印象が少し弱い。

僕は、その具合が気に入ったのです。
















でも、ちょっと普通のヒールには見えない。
















絶妙な塩梅。
















スタイリッシュになり過ぎない、抜け具合。































これで、履き心地の良いdansko とあれば、

つい、履きすぎてしまう可能性もある。
















夏もいいけど、絶対タイツにも合いそうだ。
















秋冬も活躍するに違いない。































そう思ったのもつかの間。。
















来秋冬は、展開がなかった。

残念だ。
















いいと思うのですが。

ロングスカートやワンピースを中心に活躍しそうです。

パンツスタイルがないことに、今気がついた私。。

残念ながら、継続でのご紹介ができませんが、

お勧めです!

ちょっとジレンマです!





2016年6月25日土曜日

時々ワンピース

先日、西荻窪poefu さんで開催中の、

「光」 笑達 川井有紗 二人展に、家族で出かけてきた。

笑達さんに似顔絵を描いてもらい、(仕上がりは1か月後)

1Fのpoefu で有紗さんのアクセサリーを購入しつつ、お洋服を

見ていると、、

「ハッ!!」

と、妻のまぁまぁ大きな声が聞こえてきた。

「どうしたの?」と家族全員が注目する中、

帽子を試着していた妻が、、、

「どうしよう、、、似合う。」

・・・・

・・・・

ハッとするワンピースのご紹介です。






















FACTORY

ペルーコットンバックタックワンピース

ブラック ¥12,000(税抜)

お値段にもハッとします。






















アームホールとネック周りはニット仕立て。

身頃はやや丈夫そうなカットソー素材で、

透けは全くありません。






















ロイヤルネイビー

着丈は、夏に1枚で着やすい長めの丈。






















グリーン






















後には大胆なタックが施され、

45cmくらい、ガバっと開いています。

通常の着用では、まず中が見えて困るような

ことにはなりません。

一応、完全に1枚ではなく、キャミソールや

タンクトップの着用をお勧めします。

















二の腕をプルプルさせながら、ノースリーブに

憧れる妻。
















でもやっぱり、着てるか、羽織るかしていたほうが

安心な妻。
















ぶら下げたらどうかな?

とか考える。
















でも、夏は大手を振って歩きたい。
















ヒールのあるdansko を履いて、

ちょっとおめかししたり。
















ノースリーブがかっこいいのはわかるが、

着慣れないので、つい羽織りたがる。
















お出かけの時は、大判ストールもすごく便利。
















グリーンをクラシックなR.U. のワンストラップで。
















前後差がついているだけに、

タテに見えるドレープラインが美しい。
















夏らしく、シックな元気な印象のグリーン。

昨年も大人気だった、FACTORY のワンピースは、

全部で3種類。

あと2つは、、、
















半袖のコットンワンピースは、ウェストゴム。
















ブラック。

ギャザースカートと同じ素材です。
















もう一つは、ブラウジングワンピース。

アームホールが大胆に開いたワンピースは、

インナーにTシャツを着ると、デイリーに使いやすい。
















白Tシャツの上にカラシイエロー。
















パンツスタイルにインナーキャミソールで。

もちろんヒールを履いてきれい目にもちょうどいい。

こちらは、バンブーコットンで、サルエルパンツと

同じ素材です。

お値段は、¥15,000(税抜)


時々着るワンピースに、

懸命に自己暗示をかける妻。

「似合う。。」


2016年6月21日火曜日

ナチュリラ夏号























6月20日発売、「ナチュリラ 夏号」に、

今回もコーナーをいただきました。

素敵な夏の装いにあふれた1冊です!






















近所の素敵な眼鏡屋さん、「Local」で

購入したサングラスは、超お気に入り。

夏のワンピース、アクセサリー、日傘、かごバッグ、

サンダル、サングラス。

夏のおしゃれも楽しみです。


ぜひ、ご購読ください。



2016年6月17日金曜日

ちょっとひとつまみ

シンプルなトップスで、

コーディネートが丸く収まってくれるボトムスは、

夏に向けて、確実に重宝する。

「普通」にとどまらない、、

ちょっとした工夫がとてもうれしいスカートです。






















FACTORY

オーガニックペルーコットンギャザースカート

ブラック ¥15,000(税抜)






















ブラックは、強くなりすぎない、

しっかりとしながらも、ややマットな仕上がり。

唯一の定番カラーです。

このスカートの特徴は、脇剥ぎではなく、

前後ろをセンターで剥いでいること。

よって、脇に縫い目がなく、丸みがしっかり出る。






















ロイヤルネイビー

深みのある、しかしながら鮮やかなネイビー。

白はもちろん、ペールトーンの優しい色味も

とても良く似合う。






















そして、このスカートの最大の特徴が、

センターで剥いだ前身頃に施されたダーツ。

これがあることで、つまんで上に少し

持ち上げたような、通常は現れないドレープが

出現する。






















FACTORY の今年の色はグリーン。

素材によって、色の具合が多少違えど、

ほとんどの商品に、このグリーンが使われる。

白、黒、ネイビーはもちろん、アースカラーは、

すべて合わせやすそうだ。
















ブラックで、シンプルなモノトーンスタイル。
















あまりヒラヒラ可愛らしくなりすぎないのがいいところ。。
















薄いピンク色のTシャツを。

スカートの真ん中がすこし窪んだ感じになっているのが

わかるでしょうか。

ダーツの仕業です。
















ボーダーで白い靴をさわやかに。

アナベルの夏の定番スカートスタイル。
















ロイヤルブルーにグレーのボーダーを。
















あらゆる角度で、その特徴が顔を出します。
















爽やかで女性らしい色合いです。
















可愛らしくなったり、甘さが出たりしたときに、

黒や白の小物でそっと引き締めてあげる。

とても大切なスタイリングのコツなのです。
















太いボーダーで元気な印象に。

今年、新色で登場した真っ白のARCOPEDICOの

サンダルがいい感じです。
















夏のTシャツスタイルを大人っぽくまとめるには、

小物の存在がとても重要です。

かばん。

帽子。

サンダル、靴。

日傘。

サングラス。

お洋服がシンプルになった時こそ、

いつも以上に気にしてみましょう。
















ハイウェストでTシャツをタックイン。
















トップスが黒の時、、白い靴が大活躍。

靴も黒だとちょっとしつこいですから。。

特に夏はね。

夏に、当たり前ではないシンプルを。

ちょっと一つまみしたスカートで。