2015年9月7日月曜日

幻装

maison de soil の扱う、インド中央部

チャンデリ村のコットンシルクは、

か細い糸からは想像できないほどの

きれいで繊細な輝きを放つ。

初めて見た時から、毎回少量づつ、

ご紹介を続けている素材の一つです。

今回は、、今までで最も特別な輝きと

色彩を持って、我々の目に飛び込んできた。。






















maison de soil

コットンシルク丸首ブラウス

ダークグリーン ¥19,000(税抜)

















かなりの光沢感に、一見シルク100%のようにも

感じるこの素材、実はコットン80%、シルク20%。






















キナリ

この素材の素晴らしさは、

シルクの輝きを味わいながら、

お洗濯は家庭洗濯、手洗が容易にできること。

シルク100%は、ドライクリーニングに出さないと

心配だし、だいたい表記もそうなっている。






















でもこれは、手洗表記だ。

美しい輝きを楽しみながら、

日常着としての扱いができる。

だって、コットン80%なのだから。。

共布の包みボタンも可愛らしい。






















後ろ側は、そのボタンで全開になる仕様だ。

そして、こんな形もございます。






















ほぼ同型で、丸襟付き。

ダークグリーン ¥19,000(税抜)

















前から見ても、、






















後ろから見ても、

丸襟です。

もちろん、キナリもございます。

外に出しても、

タックインしても、

どちらでも、ちょうどいい。

とても扱いやすい着丈です。
















susuri のスカートにタックイン。
















フワフワで起毛感のある東炊きのビエラと、

キラキラと光沢感のある素材感のコントラストが、

少し気持ちを引き締めてくれる。
















パンツスタイルにも良く似合う。

パンツは、アナベルのユニフォーム、

ARTEPORVERA の加工チノ。






















今シーズン、、

展示会をまわりながら頭をよぎっていた

メインイメージは、

「ガーリーをマニッシュに」
















そう大きな変化を加えるつもりはなく、

おおわく、いつも通りのアナベルなのだが、

ほんの少し、「女の子らしさ」を加えてみよう。。

というほどの変化。
















ゴーシュでフリルのついたスカートを見たり、

インポートの展示会でベルベットの靴を見たり、

maison de soil でこんなブラウスを見ていたら、、

そんな気分になったのだろう。
















気分は大切にしなければならない。

ファッションだから。


そしてこのブラウスの素材には、、

写真には映らない美しさがもう一つある。






















こう見ていてもわからないし、

お店に掛けてあるのを見ていてもわからないが、、

着るとわかるのだ。

写真には写らない透け感が。

きれいな布地に光が反射して、、

それは、美しい澄んだ水の

晴れの日の水面のような美しさ。

「ガーリー」という簡単な言葉に

収まらない、幻想的な美しさ。






















とてもとても軽く。

ひらひら、キラキラとした透け感のある

この布地のブラウスは、、

幻を装うような特別な気分。

妻のとぼけた顔からは想像もつかない

女の子らしさが待っている。


今シーズン一押しの一つである、この素材。

スカートとワンピースもある。

スカートは近々に。

ワンピースの紹介はもう少し先になりそうです。