2015年7月20日月曜日

気分屋さんになればいい

ファッションは、その時代の

気分を映し出し、

人の装いは、その日の

気分を映し出す。

「装う」ということは、

気分を表現する文化なのか。

「着る」ということは、

ただ着るということなのか。

日本に「ファッション」が本格的に

到来して、半世紀。。

展示会で繁華街を歩いていると、

そんなことを考えたりする。


古来より、「晴れ着」として

親しまれてきた、ハカマのような

キュロットのご紹介です。






















Travail Manuel

リネンハカマキュロット ¥15,000(税抜)

ブラック






















既に完売している、ラップパンツや

サドルパンツと同じ素材。

リネンのポプリンで、張りがありながらも、

涼やかで、光沢がある。






















ネイビー

実は、昨年からTravail Manuel さんに、

なんとなくリクエストを出していたデザイン。

アナベルオープンの年、

違う素材で販売していた形。

「あの形、、真夏に麻であったらいいかも。。」

そんなお話をしていた。

















ウェストにはきれいなプリーツがならぶ。。

大分量だ。






















ミディアムグレー

大分量の生地は、

全て内側に畳まれる。

ハカマだ。






















すこし、分量がある分、

重さがあるが、履くとそれは感じないようだ。


夏休みが始まり、、

ややうなだれ気味の妻に着てもらいましょう。






















立っていると、

普通のロングスカートにも見えるのだが、
















歩いたり、足を開いたりすると、、

布地の動きをもって、その存在感を発揮する。






















ポケットに手を入れて、

粋な気分で夏を迎えよう。
















丈が長い分、シャツを出した状態で、

バランスがとりやすいのも利点の一つ。






















ハカマのようなこのキュロットは、

大分量ゆえ、、

動きが豪快で、かつ美しい。
















ARTEPORVERA の8分袖ブラウスは、

クルクルとまくると、、

涼しげな半袖ブラウスに変身する。






















ファッションを考えた時、

「着る」と「装う」の違いを考える。

前述の通り、ファッションは

「装う」ほうがいい。

もっともっと気分を反映させて、、

そのうち、「装い」が落ち込んだ気分を

プラスに引っ張ってくれるかもしれない。


そして、洋服を売る人や作る人は、

「気分」を売る、「気分屋」になればいい。