2014年2月9日日曜日

はじめまして新しい私

ボトムスのシルエットに変化をつけると、

自分の中に新鮮な感覚が押し寄せる。

もちろん履いたことがないシルエットに挑んだ場合だが。

僕がはじめて太いパンツを履いたのは、26歳のとき。

当時、池袋西武にあった自主セレクトshop(今はなくなった)に

僕の好きなブランドが多く入っていた。

そこでお勧めされたのが、生成りの太いワークパンツだった。

僕は正直、「やっぱダメかな」と思っていたが、

やかましいほど「似合う!」というお姉さんの勢いに負けて、

次の瞬間には、「じゃあ、、丈上げを。。」と言っていた。

今では、太いパンツの割合の方が高い僕だ。

ちなみにそのパンツは今でも良く履いている。

それ以来、今まで似合わないと思っていたものが合わせやすくなったり、

敬遠していた、ロングコートを着始めたのもそれがきっかけだった。

女性と違い、ボトムスアイテムが「パンツ」しかない男性にとって、

それが太くなるか、細くなるかは非常に重要なのだ。

新しい自分と出会えるかもしれない、素敵なパンツのご紹介です。






















Arteporveraのバルーンパンツ。 ¥14,700(税込)

見覚えのある人もいるかもしれません。

去年の4月ごろ、麻の千鳥格子柄で同じパンツを販売しました。

たぶん、1週間くらいしか店頭になかったので、初めての方も多いはず。






















打ち込みのある、綿麻のカルゼ素材を製品染めしています。

すこし重みはありますが、雰囲気のある仕上がりです。

ブラック。






















僕の好きなダークネイビー。






















強い日差しで写真がうまく撮れません。

ヨーロッパのワークパンツでたまに見かけるような、、

すこし変わったブルーです。

















そして、このパンツのポイントはここです。

ヒップに入る二つのタック。

これがあると、野暮ったさがなくなり、女性らしいモード感も感じられます。


「女子力?、、何それ?」

「モード?、、学校でしょ。」

という妻に着てもらいます。






















シンプルで、気取りのないスタイルも、

パンツの存在感とR.U.のおかげもあり、

一味違った印象に。
















横からのシルエットはけっこうな迫力です。
















ブルーは、やや絞り気味で合わせてみました。

トップスのボリュームや靴によって変えてみるのもいいと思います。
















HAVERSACKのギミックの効いたブラウスをシンプルに。

大人っぽいモノトーンスタイル。

こちらはダークネイビーです。
















こちらは、裾ひもをあまり絞っていないバージョンです。
















ヒップタックがあるおかげで、バックスタイルにも

きれいなバルーンシルエットが。

スタイリッシュな印象の強いダークカラー。

自由奔放でユーモアのあるブルー。


素材は打ち込みのある製品染めのカルゼ。

シルエットはバルーンの裾絞り。

フロントには、たくさんの貝ボタン。

レディースには、ありそうでない感じです。

新しい自分に会いたい人にお勧めです。

思った以上に合わせやすいですよ。