2013年1月26日土曜日

いい加減にラフ

僕が初めてこの洋服を着たのは

いつだったか?

思い出せないくらい昔。

20年以上前なことは確かだ。

当時高い洋服が買えなかった僕は

原宿のサンタモニカに行くたびに

色違いでこれを買っていた。






















アメリカを代表するアンダーウェアーブランド。

「Miller」(ミラー)。  7分袖 ¥4,410(税込)

およそ80年、アンダーウェアーを専門に作り続けている。

今でもアメリカ製を貫いている。

ミラーと言えばこれです。






















今では珍しくないが、パネルリブと呼ばれる編み方。

これを初めて世に送り出したのは「Miller」だ。

80年前にこれを考案して世に送り出し、

今でも同じものを作り続けている。

それだけですごいことだと思う。

60年代に素材開発は一気に進化を遂げる。

ナイロンをはじめ、さまざまな化繊が登場し、

着心地を追求した様々な洋服が生まれた。

めまぐるしく変化する洋服の業界で

変わらずに存在し続けることの難しいこと。

ものすごく勇気の必要なことだと思う。

















決して最上質とは言い難い、いい加減にラフなこの服。

久しぶりに新品のMillerを目の前にして、

相変わらずだな、、、、とちょっとうれしい。