2012年11月26日月曜日

冬の足元

冬の足元は様々です。

ひたすらブーツの人。

ヒールにストッキングの人。
冬もスニーカーの人。

重ねばきソックスでにぎやかにサンダルの人。



重ねばきグッズをいくつかご紹介します。

冷え取りでおなじみのmerijakuuの

ちょっとかわったレギンスです。

























丈は10分丈。

ひざ下が一般的なレギンスよりゆったりしています。

レッグウォーマーを使って足元をアレンジしてもいいと思います。
























これはすっきりとしたリブ編みのタイプ。

アームウォーマーとしてもお使いいただけます。

カラーは2色。

























どんなお洋服にも邪魔にならないこげ茶と

冬場のワンポイントで活躍しそうなグレー。

レギンスは3色ございます。

























どれにするか迷っても答えの出ないグレー系3色。

<レギンス>
merijakuu ¥5,145

<レッグ&アームウォーマー>
merijakuu ¥1,785

同じく、merijakuuからスウェットレギンスをご紹介します。

























名前の通り、裾がスウェットパンツのように

リブ付きになっている。

厚手のソックスでサボを合わせてもかわいらしい。



















アイルランドのバルキーソックス。

これはあったかい。

しかし、もこもこしすぎない。

冷え性な方は、このソックスの下にこれがお勧めです。

























冷え取りの1番。

<スウェットレギンス>
merijakuu ¥4,095

<厚手ソックス>
BULKY SOCKS ¥2,100

<冷え取り1番>
merijakuu ¥1,680

他にもケーブル編みのレッグウォーマーなどがございます。

























<ケーブル編みのレッグウォーマー>
HIGHLAND2000 ¥6,300

冬は重ね着の楽しい季節。

足元も重ねて楽しめます。


お知らせ

最近ブログのアップができていません。

ブログで使用する写真の保存容量が足りなくなったようです。

プランを変更しようとしていますが、うまくいきません。

もう少し、時間がかかりそうです。

申し訳ございません。

アナベル

伊佐

2012年11月16日金曜日

探せば探すほど・・・

探せば探すほど、探しているものは見つからなかったりする。

商品のバイイングもそんなものだとよく思う。

頭の片隅に入れておいて、出会ったときに見逃さないことが大切だ。

今日紹介するパーカーはまさに突然の出会いだった。

























「MILFOIL」(ミルフォイユ)という葉山のブランド。

一見普通に見えるが、全然普通じゃない。

彼らはオーガニックウェアーにこだわる人たち。

インドを中心にオーガニックの綿を育て、

オリジナルで素材の開発を行い、

日本でつくる。

このパーカー、実は接結(せっけつ)といわれる2重の生地だ。


















裏は全面こんな感じ。

肌にあたる部分はオーガニックコットン100%。

表側はなんとオーガニックウール100%。

カラーは2色。

























ネイビーとちょっと赤みの強いオレンジ。

肌触りは高級タオルのように柔らかく、

とろみがあって軽い。

そして表面はウール100%なので暖かい。

外出してそのまま部屋でもくつろげるような洋服だ。

製品染めで仕上げているのでところどころに

ステッチが見え隠れするのもいい雰囲気。



















のちのち再利用できるように、縫い糸もコットンを使っている。

製品染めなのにどうしてコットンの部分が染まらないのか?

展示会で確認したが、たしかに製品染めのようだ。

ただし、ウールだけ染まるように特殊な染め方をしているらしい。

そんなことより・・・パッと見た時のツラと手触りが最高だ。

他でも見たことがない。

内側がコットンなので季節の変わり目(3月、4月)にも活躍しそうです。

<パーカ>
MILFOIL ¥13,125(税込)


2012年11月13日火曜日

凛とした服

凛としたお洋服、ゴーシュをご紹介します。

すごいニットのワンピースと

すごいウールのコートです。

























ゴーシュのお洋服は独創性に富んでいます。

アナベルでは古道具も少し扱いがありますが、

ゴーシュの洋服は古道具を手に取ったときと

同じような感覚にとらわれます。

作家さんがつくった1点物の器のようにも感じます。

まねようとしても絶対にできない何かが宿っています。
























横姿。

























後姿。

アクセサリーはさりげなく、存在感のあるものを。

























<ゴーシュ キャメル(ラクダの毛)のニットワンピース>
¥43,050(税込)
カラー:ネイビー、キャメル

冬はこの上にコートを。
























ゆったりとエレガントなコート。

衿のかえりが美しい。

























英国羊毛を使った、軽く暖かく美しいゴーシュのコート。

























横姿。

























後姿。

ちょっとしたアクセントにヨハンナ・グリクセンのテトラバッグは

相性抜群。

























こんな帽子もいいと思います。

























lin francais d'antan(ランフランセスダンタン)のフェルトハット。

ハットピンはヴィンテージのため、1点づつ違います。











































ハットピンを使って、ご自分の好きなようにアレンジして

かぶっていただけます。

こういうスタイルには革の手袋がおススメです。

























イタリアのpicaros(ピカロス)というブランド。

ライナーはシルク100%のシンプルなデザイン。

<ゴーシュのコート>
¥59,850(税込)
※ネイビーが完売いたしました。

<ハット>
¥9,450(税込)

<手袋>
¥12,600(税込)


2012年11月9日金曜日

ヤッケ

Travail Manuel(トラヴァイユマニュアル)から「フードヤッケ」

という名前のコートが入荷した。

「ヤッケ」という名前は、僕らにとってちょっと思い出の響き。

今年3月のオープンに向けて、極寒の環境下

さまざまな作業を行っていた僕ら。

作業中、一番上に着ていたナイロンのぶかぶかのパーカーがある。

ホームセンターに行くと一杯売っている。

その名も「ヤッケ」。

























こちらはロング。

女性が着て、ひざのちょっと上くらいだろうか。

ヤッケというだけあって、どんなにたっぷりした

デザインのニットを着ていても、ストレスなく

かっこよく着こなせる。

























こちらがショート。

ショートといっても、一般的なピーコートくらいの丈はある。

ショートは裾が絞れるようになっている。



















ヤッケだ・・・・・・。

表地はパラフィンコーティングされたコットン。

裏はうれしいことにナイロンキルティングで

総裏になっている。

























つまり、胴体の部分だけでなく袖裏もすべて

ナイロンキルトが入っている。

これはあったかい。

しかも軽い。

しかも家で洗濯できる。

汚れが部分的に付いたらぬれタオルで拭き取るだけ。

さすがトラヴァイユマニュアル。

<フードヤッケ>
ロング ¥30,450(税込)

<フードヤッケ>
ショート ¥27,300(税込)

カラー展開は、それぞれブラックとオリーブの2色。

デイリーユースの新しいかたち。

汚れたら家で洗える軽くてあったかいヤッケ。

ぜひお試しください。




2012年11月4日日曜日

ゴーーシュの世界

凛とした・・・という言葉がぴったりくるブランド。

それがゴーーシュ。

始めてみた時から、静かでいて力強い印象だった。

そしてなんとなく「和」を感じる。

まさに日本人による日本人のための洋服ではないだろうか。

ワンピースのウェスト位置は必ずやや下にくる。

日本の着物に通ずるものがある。

これはゴーーシュのお二人に聞いたわけではなく

あくまで僕個人の感想にすぎないが。。。

今日はそんなゴーーシュの素晴らしすぎるニットコートをご紹介します。
























展示会にお邪魔した際に、一番最初に目に飛び込んだこのニット。

このすごさに圧倒されて、ため息が出た。

僕らの領域はカジュアル服。

カジュアルでここまでの素材を使うブランドがあることにまずびっくりする。

いったい何色の糸なのか?

























何色もの糸を使っているわけではない。

ミックスヤーンといって、何色もの色で糸ができている。

ものすごく高級な糸だ。

WOOLとカシミアとアルパカとシルクの混紡糸。

高級食材の混ぜご飯のような糸だ。

しかしニットだとゴーーシュの独特のパターンメイキングが味わえないのでは?

と思ったら、手編みのセーターにもかかわらずパターンをひいたそうだ。

トアル(布地の仮縫いのようなもの)も組んだらしい。

ゴーーシュさんもすごいが、手編みでゴーーシュさんの要望に

答えたニッター(手編みでニットを編む職人)さんもすごすぎる。

ゴーーシュのお二人もびっくりする立場ではないのだろうが、びっくりしていた。

「ここまできれいにやっていただけるとは思わなかった。。。」と。

やはり日本の職人さんはすごい。

このニットは、とにかく人が着ないとどうなっているのかよくわからないので

先日、掲載していただいた雑誌「nid」の写真を拝借。

























本当は、横向きも見せたいところだが・・・・。

カジュアルとモードのはざまを

縦横無尽に駆け巡るゴーーシュ。

洋服好きの心をつかんで離さない。

<ゴーーシュニットコート>
¥73,500(税込)

2012年11月3日土曜日

カーディガン

寒くなってきました。

フランスのニットブランドをご紹介します。

「PAZ」(ファズ)。
























裾まわりが広がりひらひらしています。

ふんわりと緩やかに暖かく体を包み込みます。

アルパカ100%です。

カラーは4色ございます。



















左から、Navy、Midnight、Mutmeg、Gray。

飽きのこない愛嬌のあるデザインといい素材。

¥17,850


2012年11月1日木曜日

スタンダードのむこう側

洋服のお仕事をしている人すべてが「永遠のスタンダード」

として認めるものがある。

リーバイスの501。

モード界の大御所もこれを超えるジーンズが作りたくても越えられない。

技術や感覚では越えられない何かがそこにはある。

長く愛され続けたカリスマ性と時間の壁か。。。

アナベルでお取り扱いしている「orslow」の代表仲津氏もそこにあこがれつつ

超えたいと願い、作り続けている。

orslowの絶対的代表作「105STANDARD」。
























シルエットは何の邪念も感じない純然たるストレート。

























仲津氏が自分でブランドを立ち上げようと考え、

自分の本当に好きなものを見つめ直すべくアメリカを旅し、

数々の古い洋服の中で一番気に入ったのが

リーバイスの501E(ビッグイー)だった。

古着をもとに紡績所で糸の分析から始め、

オリジナルで糸を撚糸。

糸の撚り具合で水を通して洗濯を繰り返した際の風合いが左右されるからだ。

糸を作った後は、古い力織機をつかってバタンバタンと生地を織り上げていく。

一日中稼働させて1反(約50m)しか織り上がらない。

























こだわりぬいて織り上げたデニムは、ぼこぼことした

凹凸感を感じる。履いていくと色落ちとともに出てくる

毛羽立ちは、ヴィンテージそのものだ。

リベットもすべてオリジナル。



















仲津氏のこだわりは、ミシンにも及ぶ。

60年代当時使用されていたアメリカのミシンを使用している。

「ミリオンスペシャル」だ。

仲津氏いわく、現代のミシンとピッチが違うため、

履きこんでいったときのあたり具合が全然違うという。

当然僕も愛用しているが、不思議な感覚に取りつかれた。

洋服を好きになってからずっと履き続けてきた501。

そして今、自分でお店を始めて出会った新たな自分の中の定番

orslow 105 STANDARD。

生涯手放せないデニムになりそうだ。

さらに驚くのはこのプライスだ。

¥16,590(税込)

プロ目線で見て、¥20,000といわれても驚かないクウォリティーだ。

できるだけたくさんの人に履いてもらいたい・・・という思いが強いのだそうだ。